
②
7月26日からはじまる(更なる)激務を乗り切るための自由な時間。
今回は23日から24日で富士登山。下山後も五合目に留まり、24日の深夜に御庭か奥庭での星空撮影、というプランで臨みました。
(24日の深夜の撮影は、夕方時点での天候が芳しくなく諦めました。)
ということで、7月23日の11時には五合目の駐車場にスタンバイしてました。
夕方まで仮眠をなんて考えていましたが、暑くて寝ることもできず長い時間を持て余します(笑
ちょっと早いとは思いましたが、ゆっくり登ればと思って出発したのは16:30。
写真はパンパンに膨らんだザック。その殆どが防寒対策の衣類ですが、いろいろ集まると重くなるものです。
ここ最近の忙しさから腰の調子が良くなく、大事をとってpentaxSP(フィルムカメラ)は置いていくことにします。(だいぶ軽くなります)
日周運動など長時間のバルブ撮影は、電池のない機械式のフイルムカメラは心強く、ナイスアイデアと思っていたのですが。。。
電池の消費が激しいと聞いていたnex-5nのみというのはかなり不安でした。

③
六合目にて撮影。今年は「星空意外は撮影はしないで行こう!」と思いながらも撮ってしまうんですよね^^;
ロワの互換電池が1個あるので何とかなるでしょうと気楽なものです。(α700も純正&互換電池の体制です)
しかし、純正品の1/4の価格で購入できる互換品が、高い純正品と同じ仕事をしてくれるのはあり難いです。
nex-5nはJPEGのみで可能な機能が数多くあるので、面倒なのでJPEGのみでの撮影で行こうと思っています。
おかげで8GBのSDでは1,150枚のも写真が撮れるわけです。どう撮っても電池の方が先になくなりそうです。

④
見上げて見える登山道の山小屋群。
この景色を見て頂上が遠いと感じるか、近いと感じるかはその人次第。ちなみに初めて見たとき近いと感じて、やっつけられました(笑

⑤
七合目の山小屋群を前にして雲海上を歩くような景色に。
晴れているのは富士山の五合目付近から上のみで、周囲の地域はどん曇り状態だったでしょう。

⑥
4枚目とは対照的に登山道を見下ろして。晴れと曇りの境界線が良く分かります。
富士山には緑のイメージが少ないですが、この緑がとても美しかったりします。

⑦
7合目の山小屋群に差し掛かる辺りで夕暮れとなります。
昨年の夕暮れには遥かに及びませんが、静かな登山道でしみじみと眺めて心を静めます。
時期が早かったのか山小屋泊の人が中心で、この時間帯で登っている人間はごく僅かでした。

⑧(スイングパノラマ、クリックにて拡大できます)

⑨
(03:12)
一気に頂上の写真となりますが、ご来光ポイントと選んだ大日岳の山頂。
この間には急登にもがく八合目や、天の川を見上げて登る九合目もあります。(九合目からの天の川は前エントリーを見てください)
ちなみに頂上到着は0:30でしたので、ちょうど8時間で登ったことになります。
登山道が空いていることで、ペースが上がってバテバテとなりましたが、私としてはなかなかのタイムだと思います。
この鳥居越しに見るご来光と、周囲の人々の臨場感を撮影するのが、富士登山の夢だったりもしました。3年目にて1番乗りです^^
下から一際明るい明けの明星、そして木星とすばる(プレアデス星団)と続きます。
この1枚は前の星空エントリーでも良かったかも知れませんね^^;

⑩
(04:33)
いよいよ空が赤くなりはじめて、星空撮影に続く第2の感動が近付きます。
星空撮影はあまりの寒さに大きな反省が残りましたが、尋常でない寒さだったのでリベンジは他の山で(笑
ご来光を前にしてそんな思いは一切なく、心穏やかにその瞬間を待っています。
⑪
ご来光の瞬間は動画で。画質は良いものの、絶望的にセンスがないのが泣かせます^^;
人が密集している関係で手持撮影。
吉田口の頂上にあたる久須志神社の関係か、山伏の出で立ちの方々が吹く法螺貝の音が聞こえます。ちょっと神々しい雰囲気。
それと同時にご来光直後に下山を即す、ツアーガイドの大声が場をシラケさせます。

⑫
(04:45 オートHDR)
動画撮影後もしばらく楽しめました。3枚の写真から合成されるHDRは、このようなシーンには威力を発揮します。

⑬(スイングパノラマ(ワイド)、クリックにて拡大できます)

⑭
大日岳は極めて火口沿いとなり、足を踏み外せばお鉢の底へと一直線です。
当然、剣ヶ峰までの美しい景色を味わえます。

⑮(スイングパノラマ、クリックにて拡大できます)

⑯
そして星空が目的だったにも関わらず、撮影者的な1番のお気に入りがこの1枚。
祭りの後の雰囲気も良いですし、富士山ではこういう写真が撮りたかったんですね~^^

⑰
今回の雲海は3度の登った中で最高でした。
こういうシーンは狙ってもなかなか思い通りにはならないんですよね。

⑱
初めて登った一昨年の8月24日に迫る空き具合の富士山でした。そうはいってもそこそこの人の多さはあります。
8月は日が登れば暑くて防寒着を着ていられなくなるのですが、この日はさらに厚着をしたくなるような気候でした。
おかげで体調は最悪で、お腹が空いていても食べられない状況に陥ります。
それでも食べなければエネルギー補給ができなくなるので、オエオエいいながらも無理して食べている姿を外人さんに笑われます(笑
高山病の一種ですかね?お腹が空いているのに食べられないのは最悪です。

⑲
今回は下山後のプランもありましたし、腰も心配でしたし寒すぎたので、お鉢巡りはせずに浅間神社のみで折り返します。
浅間神社では好意にしていた知り合いが急病になったので、お守りを買うために向かいました。
そして吉田口の下山道へ向かうときにみたシーンがこれです。雲の隙間によってできた光のカーテンが綺麗でした。
左の湖は山中湖。

⑳
(絵画調HDR)
寒さやら腰の不安さやらで、予定が変わった今年の富士登山でしたが、なかなか満足できるものとなりました。
pantaxSPを持って行けなかったには痛かったですが、nex-5nもよく期待に応えてくれたと思います。
カメラ本体の見極めもあったので今回は用意しませんでしたが、E16mmに接続するウルトラワイドコンバータも欲しいところです。
さて、このエントリーは自動更新でアップされておりますが、アップされるころには激務のさなかにいるかと思います。
そういえば昨年はその激務のさなかで、すずさんとの富士登山オフをしたんだっけ。。。(笑
自宅ではなく別の滞在先での生活となりますが、PC環境はあるので皆様のブログにも遊びにいけるかと思います。
カメラもα700、nex-5n、pentaxSP全てを持ち込みますので、ブログにアップできる写真も撮れるかも知れません。
なのでコメントもオープンにします。どうぞ気楽な一言をのこしてください。
といっておきながら、私が皆様のブログへ行けてませんが、必ず埋め合わせをするということで許してください^^;
⑨~⑪(E16mm F2.8)
上記以外(E18-55mm F3.5-5.6 OSS)