
①
タイトルどおり前エントリーの番外編的な写真たちです。
週末に行った氷瀑撮影がドッチラケな内容で、ネタがないこともあってアップすることにしました。
1枚目はこの日最後に撮影した写真でしたが撮影時刻はなんと2:24。。。眠くて早く帰りたいのを我慢しながらの撮影でした(笑
ここは河口湖の撮影ポイントでも一番人気がある場所なんですが、人が多いのもあって今まで撮影したことがありませんでした。
湖畔道路からの撮影なので水面より高さがある関係で、逆さ富士を撮影するには絶好の場所のようです。

②
富士山&忠霊塔&オリオン座。

③
(30sec × 75枚)
α700での撮影中の暇つぶし^^;
本当は違う構図で撮影しはじめたのですが、自分の動く場所も構図に入っていたため、このようなつまらないものとなりました。。。
十字砲火での2場面撮影を目論みましたが、そうは問屋が卸してくれませんでした。

④
最後の一枚は御坂峠での御定番の一枚。なんてことのない1枚ですが、車のヘッドライトが厄介な問題となります。
前を国道が横切っているのですが、車が通るとライトで手前の木々が浮かび上がるのです。
できれば低感度で撮影したいのですが、おのずと露出時間が長くなるので、撮影設定には野生の感が必要となります(笑
ここで夜景を撮ったことのある人でないと分からないことですが、嵌ると30~40分くらい撮り続けることになります。
ちなみにこのシーンは行きに撮影したので、交通量も多く非常に苦労しました。
行きは撮影地へと急いでいたので、帰りの撮影でも良かったんですが、夜中になり寒さが厳しくなるのを予想しての判断でした。
帰りの御坂峠の温度計は-8℃でしたのでナイス判断だったようです^^
nex-5n
①、④(E18-55mm F3.5-5.6 OSS)
②、③(E16mm F2.8&VCL-ECU1)

①
(30sec × 70枚)
この冬最大の目標は富士山星景でした。
昨年も同じ場所を狙っていたのですが、天候的な問題もあって、第二候補の野辺山にて星景撮影を行いました。
それはそれで満足できる内容でしたが、-14度の世界は機材にもタフで、レンズの霜や電池の電圧低下にやっつけられました^^;
今回は-4度くらいの寒さでしたが、昨年と同じ覚悟で出掛けたので、寒さはほとんど感じませんでした。
それでもこの最近に雪が降ったりしているので、道中の雪や凍結には非常に神経を使いました。
あと、中央道の笹子トンネルと天井が同形状の新御坂トンネル。。。これもあまり気持ちの良いものではありません。
多少お疲れモードでしたが、土日の予報も芳しくなかったですし、行って良かったと思っています。
しかし不思議なもので、仕事へと出掛けるときは、クリーミーな感じの空に、夜の出撃など想像もしていませんでした。
天気の変わり具合、激しすぎです。。。

②
今回の撮影場所は新倉浅間神社。一度は星景写真を撮影してみたいと思っていた場所なので、その思いが叶って満足でした^^
桜の季節が一番絵になると思いますが、月の周期や天候以外にも、同業者との競争やらハードルが高そうです(笑
ちなみに1、2枚目の場所は、名物の忠霊塔(五重塔)のある場所ではなく、ちょっと外れにある展望台からの眺めです。
そうそう、今回の撮影の主役はα700でした。

③
そして忠霊塔と月夜に浮かぶ冬富士。
ここは木の枝の影響で、アングルが限定される印象を受けますが、まさに毎回同じような構図で撮っています^^;
この写真はシルエットに近いようで、細部がちょっと分かる感じの忠霊塔が気に入っています。

④
(30sec × 115枚)
今回は素晴らしい条件だったので、アングルが限定される撮影地には不安がありました。(先行者がいればアウトです)
道中には素晴らしい景色がいくつかありましたが、撮影は必要最低限にして目的地を目指します。
私がこうような行動にでるときは、たいがい撮影地には誰も居ないのですが、今回も例外ではなく撮影地には誰も居ませんでした^^;
こんなことなら焦って行くんじゃなかった。。。(笑
この冬の(自分的な)目標として掲げた富士山星景は良い形で終わりました。
撮影地的にも新倉浅間神社で撮れたのは、次の撮影地へ向かう意味でも良かったと思っています。
自宅からも1時間くらいなのですぐ来れそうなんですが、条件面を合わそうとするとなかなか難しいものです。
次はあの場所での星景撮影に絞って狙えそうです。「あの場所」が分かるのはまたいつか。。。
α700(DT16-105mm/F3.5-5.6)

①
1月14日は久々の大雪となりました。ニュースなどでは積雪8cmという発表でしたが、軽く15cmは積もっていたような気がします。
山梨の雪は積もるときにはそこそこ積もりますが、翌日晴れたりすると一気に溶けてなくなってしまいます。
しかし今回は翌日晴れたものの気温が上がらず、日に日にカチンコチンに凍り、一週間たった今でも残っている状態です。
せっかくなので(本日)雪景色撮影をかねて、毎年撮影している早咲き梅を偵察に行ってきました。
1枚目は一輪だけ咲いていた紅梅。
tazuさんのところで見た梅があまりにも可愛かったので、勢いで来てしまいましたが、一輪だけでも咲いていて良かったです^^
ちなみにこの紅梅もかなり早咲きなんですが、咲いてもすぐ痛んでしまうので、撮影するチャンスがありませんでした。
なにげに縁を感じてしまいました。

②
今年の寒さはほんとうに厳しいです。
でも不思議なんですよね、山々の雪はそれほど多くないんです。。。
ここからお目当ての梅を目指します。

③
鳥の巣箱が掛かった林を進み。

④
まだ雪残る丘を越え。

⑤
足元の彩に目を移し。

⑥
そして一番外側にあるのがお目当ての梅の木です。

⑦
暖かな日が続けば数日で開きそうな蕾。来週辺りが良さそうです。
ゆる~い内容ではありますが、よく考えたら2013年の初の日中撮影となりました(笑
(山梨県森林公園~金川の森~)
nex-5n
①、⑥(Contax/Yashica : Carl Zeiss Planar 1.4/85 T*)
② (Contax/Yashica : Carl Zeiss Distagon 2.8/35 T*)
③、⑧(Contax/Yashica : Carl Zeiss Planar 1.4/50 T*)
④、⑤(Contax/Yashica : Carl Zeiss Distagon 2.8/25 T*)

①
前のエントリーではオリオン大星雲の移動合成で、ちょっとした感動を得ることができました^^
その感動をもう1度ということで、昨年9月に撮影した天の川の写真を移動合成してみました。
こんなこともあろうかと思って撮影したかは不明ですが、同じ設定で17枚の連続撮影した写真がありました。
で、 Deep Sky Stacker にて合成したのがこの写真、ふたたび小さな感動を得ることができました。
左右の星像の流れはちょっといただけませんが、ブログベースなら十分なクオリティーだと思います。

②
調子に乗って昨年7月に撮影した、さそり座と富士山の写真も、枚数を増やして合成してみました。(ちょっと微妙。。。)
2枚ともにカメラの純正ソフトで できる範囲のレタッチを行っています。
nex-5nを持っているいまだと、2枚目の場面をα700で撮影するなんて、なかなかのチャレンジャーだと思ってしまいます(笑
でも、いまある機材で撮りたい!てのが自分らしくて微笑ましいです^^;
1枚目は風景の破綻は考えずに天の川を優先しており、逆に2枚目は富士山の動きを抑えることを優先しています。
2枚目のシーンを1枚目の天の川で飾れたら素晴らしいでしょうね。
機会があったら夏にこの場を訪れて、nex-5nで撮影してみたいところです。
α700よりISOを上げて撮影するのか、ISOはそのままで短い間隔で撮影するのか、考えるだけでも楽しくなってきます^^
たわいのない内容ですが、1枚目が思いのほか綺麗だったことと、今年の1つの目標ということでアップしてみました☆
①nex-5n(E16mm F2.8&VCL-ECU1 ISO3200、30sec、F4.5 × 17枚)
②α700(DT16-105mm/F3.5-5.6 ISO3200、30sec、F3.5 × 5枚)
* Deep Sky Stacker により移動合成。

①
この三連休では山もしくは高台からカノープスを狙おうかと思っていました。
ちなみにカノープスは地平線すれすれの高度なので、ちょっとした霞でも見れないという難しい星です。
そんな難しさからかは分かりませんが、見ると長寿になれるという星で、ぜひ皆さんに見てもらいたいと思っていました。
が、一昨日、昨日ともに低い高度の霞が強く、カノープスを撮影するには厳しい条件でした。
仕方ないので。。。ついでにしようと思っていた、オリオン大星雲を撮影してみました^^;
オリオン大星雲を撮影するに当たっては2つのテーマがありました。
1つ目はヤシコンツァイスで撮ることで、どのような星空が撮れるのか非常に楽しみでした。
2つ目は同じ設定で10枚の連続撮影を行い、「Deep Sky Stacker」で移動合成したらどうなるか。。。というものでした。
「Deep Sky Stacker」での移動合成は、「
天空の大河と夏のさそり、そして。。。」 でも行っていますが、星座自体のクローズアップは
はじめてだったのと、nex-5nの高感度のが非常に楽しみでした^^
ちなみに1枚目は4枚目をトリミングしたものです。(トラペジウムは微妙^^;)

②
これも4枚目の三ツ星の部分のトリミング。
あまり意味のない1枚ではありますが、光芒が美しくてついつい^^;

③
50mmで入る範囲で。ソフトフィルターが欲しい。。。

④
明日は雪の予報が出ていて空は厚い雲に覆われているので、カノープス撮影はまたいつかになりそうです。
そんなこんなで実験君的な撮影になりましたが、個人的には楽しかったと満足しています^^
はじめて4枚目を見たときは小さな感動もあったりしました☆
nex-5nでの高感度での移動合成、なかなか使えそうです。
③nex-5n(Contax/Yashica : Carl Zeiss Planar 1.4/50 T* ISO6400、3.2sec、F4 × 10枚)
④nex-5n(Contax/Yashica : Carl Zeiss Planar 1.4/85 T* ISO6400、2.5sec、F4 × 10枚)
* Deep Sky Stacker により移動合成。

①
(1月5日 4:10~5:00)
2013年のはじまりは年賀エントリー、大晦日の花火、そして今回のしぶんぎ座流星群と考えていました。
年内中に準備できる年賀エントリーはともかく、残りの2つは天候はもちろん、撮影方法や運の問題もあるのでとても心配でした。
まあ、失敗したら笑い話にもなるという、気楽なスタンスが良かったのか、大晦日の花火までは目標達成できました^^
そして最後の目標のしぶんぎ座流星群もなんとか目標達成できたようです☆
(たぶん分からないと思いますが、小さな流星が写っています)

②
(1月4日 21:20~23:35)
ちなみに小さいながらも流星をゲットできたのは、1月5日の明け方に撮影したものです。
あれ?と思う方もいるかと思いますが、しぶんぎ座流星群のピークは1月4日、つまり前日のことでした。
ええ、もちろん撮影に行きましたよ。。。
月が昇る前の22:00~23:00くらいが狙い目、ということでしたので21:20から2時間+αの連続撮影を行いました。
個人的には月明かりがあっても、輻射点が昇ってくる明け方の方が、良いと思っていたので迷ったのですが。。。
結局、1月4日の撮影は空振りとなり、ネットで明け方の情報を羨ましく見ることになりました^^;
それでもnex-5nで2時間の連続撮影ができたのは収穫でした。(撮影枚数の多さも選択した理由の1つでした)
たくさん撮ったので、(流星が撮れなかった)4日の写真を動画にしてみました。
明かりを消して見やすい角度で見てください(笑

③
流星が撮影できた1月5日の話に戻ります。これが(小さな)流星が写ったカット。
もしこれで分かったらもう一度、1枚目と比較してみてください☆
分からなかったらこの後に拡大写真(トリミング)を用意しているので、中央上部の北斗七星の位置関係だけ覚えておいてください。

④
北斗七星の写った部分の拡大。これでようやく分かるかも知れないですね。
左下の縦長の白いのが流星君です。

⑤
さらに拡大。小さいとはいえ、この流星君のおかげで新年の計画を全て達成することができました^^
撮影中の寒さと次の日の眠さは大変ですが、日中も通常生活ができたので、有意義な正月休みとなりました。
これに続く計画は今のところ考えてないので、再び年末のような のらりくらりなブログ に戻るかと思います(笑

⑥
しぶんぎ座流星群の写真は大量でしたが、一枚一枚血眼になって流星を探しました。。。
1月5日の写真は最後の方でしたので、見つけたときは声が出るほど感動しました(笑
で、流星探しに目が練れてきたので、12月13日のふたご座流星群の写真も目を通してみました。
すると2枚目に大流星の尻尾が写ってました。(オリオンの真下)
撮影開始と同時に大きな流星が流れたのは知っていたのですが、こんな端っこに写っているとは思いませんでした。
意識的には上から下へと構図を横切ったようなイメージでした^^;

⑦
トリミングによる拡大。
かなり大きな流星だっただけに、手抜き撮影したのが悔やまれます。
まあ、その思いがあったからしぶんぎでは頑張れたのですが。

⑧
最後は1月5日の撮影終了後の景色。この場所は大晦日の花火を撮影した場所です。
ネットではピークを過ぎた5日は期待薄ということでしたが、1時間に3つほどの流星を見ることができました。
写っていた流星も肉眼で見ましたが、プレビュー画面で確認できなかったので、この時点では望み薄かと思っていました。
結局この場所には、31日、1日、4日、5日と4日間通ったことになります(笑
昨年のこの時期は野辺山星景に集中してましたが、それに比べると遥かにお気楽ですが、充実感では負けていないと思っています(笑
nex-5n(E16mm F2.8&VCL-ECU1)

①
大晦日の夜は冬の花火で撮り納めという目論見で、フルーツ公園の 「除夜の花火」 を狙ってみました。
笛吹市春日居町あたりには高台が多く、フルーツ公園も目線の高さから狙える場所もあったりします。
ネット情報では花火の開始時間は22:50頃ということで、21:50くらいには撮影場所に陣取っていたと思います。
構図を決めて1時間のコンポジット後に、花火をという狙いでしたが、なぜか22:00くらいから花火は上がり始めるのでした。。。^^;

②
で、打ち上げ場所もこの微妙な位置(笑
望遠で温室&花火&バックに星の軌道という思いを見事に打ち砕く配置です。

③
非常に残念な思いでしたが。。。
アウトドアチェアーと熱いコーヒーを用意してきたので、気持ちを落ち着かせて、優雅に冬の花火を眺めることにしました。
「除夜の花火」 という名のとおり108発の花火が上がるそうです。

④
22:00くらいから1時間上がり続けた花火は、23:00くらいから上がらなくなりました。
北斗七星と花火でコンポジットし始めたら、花火が止まったので偶然にこの1枚が撮れました。
車の光跡が目障りではありますが、昇る北斗七星と花火という良いシーンが撮れました☆
狙いの構図とはだいぶ違いましたが、テイストは似た感じなので結果オーライ^^v
(結局、年明けのお祝い花火?まで見たので、この場所で新年を迎えることになりました。)

⑤
1枚目のクローズアップですが分かりますか?6合目の富士山安全指導センターでしょうか明かりが灯ってます。
初日の出を富士山頂でという人も多いので、この日ばかりは賑やかなのかと思います。
月齢18の月に照らされて浮かび上がる富士山は、幻想的で美しく、時間を忘れて眺めてしまいました^^;
日が変わって元旦となってます。(この1枚が撮り始め)

⑥
前夜の美しさが頭から離れなかったので、翌日にオリオン&冬の大三角と撮ってみました。
残念ながら山沿いは霞んでいたので、富士山の表情はイマイチです。
6枚目のシーンも元旦に撮りたかったんですが、寒さ&眠さに負けて撤収したのでした^^;
ちょっとごちゃついた展開になりましたが、撮り納め&撮り始めエントリーでした。
α700(DT16-105mm/F3.5-5.6)

①
あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
今年もよろしくお願い申し上げます。

②
1枚目の下に記載されている英文を和訳すると「見上げてごらん夜空の星を」となります。
懐かしい歌声が聞えてきそうですが、いろいろな場所で星空を眺めたい気持ちの現れです☆
というわけで2013年の最初の写真は甲府城での星景写真。(2、3枚目)
稲荷櫓とオリオン&冬の大三角。(ひときわ明るいのは木星)

③
場所を変えて横構図で。残念ながらプロキオンは入ってなく、大三角にはなってません。
魚眼コンバーターで撮ったら面白い絵になりそうです。
換算18mmで撮影範囲が広がるのは良いですが、星座のスケール感が犠牲になる気がします。やはり奥が深いです。
星景写真はどんなシーンになるかイメージするのが楽しいです。
身近な場所での意外な大発見もありそうなので、イメージするセンスも磨きたいと思います。
これが一番難しいところなんですが、イメージどおりの絵が手に入ったときの喜びを、たくさん味わえればなんて思ってます☆
では、今年もよろしくお願いいたします!
nex-5n(E16mm F2.8&VCL-ECU1)