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行程

shinozawa067.jpg

昨年果せなかった厳冬期の篠沢大滝を目指してみました。
厳冬期の渓谷において1年越しの悲願というのは、私にとってはよくある話で、西沢渓谷の七つ釜五段の滝もそうでした。
登山や渓谷行においてはほとんどが単独ですが、単独でこの手の場所を目指すと、その危険について問われることもあります。
コースを熟知した場所のみという前提で楽しんでいますが、はたから見ればそんな部分も通用しないかも知れないですね。


でも単独行って身軽なんですよね。
天候が芳しくなければ予定を変えられますし、途中撤退においても自分のタイミングでジャッジできますし。
地元のみで活動しているからいえることかも知れませんが、昨年のように撤退しても 来年がある 的に気楽に構えられます。
ちなみにこの界隈で遭難すると、捜索隊が顔見知りなんてバツが悪いことも起こりうるので・・・(汗
そういう意味でも安全には気を配っているつもりでいます。

shinozawa068.jpg

写真は篠沢林道から見える地蔵岳。オベリスクも見えています。
林道ゲートから滝の遊歩道入口まで40分ほどの林道歩きがあります。
汗をかかぬようにゆっくり進むつもりでしたが、いつの間にか汗をかきTシャツ1枚で歩いていました^^;
この時期の登山や渓谷行では、行動着と停滞着には本当に気を遣います。

shinozawa069.jpg

1枚目も林道歩きでの写真ですが、林道の関係者でしょうか、昨年同様に車が走った跡がありました。
雪が残っている場所も多かったので、歩きやすくて助かりましたが。

shinozawa070.jpg

冬枯れのおかげで見れる雪景色。

shinozawa071.jpg

昨年と同様に転回ポイントと思われる地点から車の轍が消える。先行者にも期待していたのですがやはり駄目でした。
多いところで20cmくらいなので、ラッセルというには超大げさですが、多少は体力を使う展開となります。
この林道で足跡がないということは、遊歩道も記憶を頼りに歩かなければなりません。
遊歩道入口は日当りが悪いので、案の定、コースが分からない状態に。
直登してもたいしたことないですが、後から訪れる方のことも考えて、なんとなくそれらしく歩いてはみた(笑

shinozawa072.jpg

初めてのコースでは怖いかもしれませんが、この滝には十数回来ているので大丈夫です。
こんな目印もあったりしますから。。。この木はどうしてこうなってしまったのか(笑
雪の量的には昨年の方が多かったので歩きやすい印象でした。
雪の付いた登山道って意外に歩きやすかったりするんですよね。

shinozawa073.jpg

昨年は渡渉ポイントの雪と氷で撤退しましたが、秋に渡り易さは確認していたので、渡渉に関する不安はありませんでした。
撤退の教訓からコンパクトタイプのスコップも持ってましたし、最後の直登斜面までは順調に取り着けました。
しかしここからが核心部。直登する斜面にはチョロチョロとした沢があるのですが、これが見事に氷瀑へと成長しているのです。
雪で見えなくとも、容易にその姿は想像できます。
(木とか手がかりがあるので、思ったより安全に通過できました。(前爪付きのアイゼン装着))

shinozawa074.jpg

そして1年越しで会えた完全結氷の篠沢大滝。
核心部の氷には細心の注意が必要ですが、到着してみれば(道なき道を進む)松茸採
りよりも難易度は低いような気もしましたが・・・。
写真を撮っているうちに、ここに留まってはいけない・・・という思いが込み上げてきます。
青く輝く氷瀑は美しくもあり、人を飲み込むような恐怖も感じさせます。

そそくさと一通りの撮影を終えて、渡渉ポイントまで戻ります。
まだ先にも山歩きや林道歩きがありますが、ここまで来れば安心という感じです。
用意していたバーナーでお湯を沸かして、カップラーメンでもと思いますが・・・。
箸を車に忘れてきたことが発覚します。毎度のことながらヤレヤレという感じです(笑
すべてが順調だった滝見行、何故か腹を減らしたまま、トボトボと林道を折り返します^^;

oomukawa001.jpg

最後にオマケの1枚を、決して笑いの燃料投下という訳ではないですよ(笑
篠沢大滝は大武川の支流にある滝ですが、若き日に嵌った渓流釣りの主戦場は大武川の本流でした。
当時はかなり奥まで車で行けて、 「勘五郎滝」 で折り返すのがいつものパターンでした。
林道ゲートが閉じられた今では、秘境ともいわれる 「赤薙の滝」 にも足を延ばしたりしました。
(ちなみに篠沢林道のゲートも開放されていたので、篠沢大滝の登り口にも車で横付けという良い時代でした。)

2年前にその辺りを探索したときに、右岸にあった林道も左岸に変わり、朴の木(ほうのき)橋という大きな橋があって驚きました。
懐かしかった人面橋やその先の右岸の林道は、崩落が激しく歩くことも難しい状態に見えました。(左岸林道より見下ろして。)
ちなみにこの大武川は赤茶色に濁ったときに大物が釣れます。なので、大雨や台風一過に好んで出撃したことを思い出します^^;
まあ、そんな無鉄砲なことをしているわけですから、危険な目に合わない訳がないですよね(笑

写真ですが、いや~、懐かしいですね。これが車で行けた大武川最上流の写真です。(現在の林道は対岸になります。)
この頃は割とスマートでしたが、着膨れの影響で上半身デブに見えますね(笑
ちなみにこの場所に停められるときは、基本的に一番乗りなので、釣果が約束されたようなものでした。
渓流釣に嵌っていた約5年のほとんどがこの川なので、さすがに支流も含めて知り尽くした感じでした。

今年はその懐かしい大武川本流を歩いてみようかと思っています。大武川繋がりということで脱線してみました^^
次回は完全結氷の篠沢大滝のみのエントリーを予定してます。

コースタイム = 林道ゲート出発 (9:40) ⇒ 滝到着 (11:20) ⇒ 林道ゲート到着 (13:20)

関連エントリー
「撤退、秘境の滝を見ず・・・。」
「冬の西沢渓谷(最終回) ~七つ釜五段の滝~」

(DT16-105mm/F3.5-5.6)


[ 2012/02/05 08:00 ] 滝・渓谷・渓流 | TB(0) | CM(10)

こんばんは
山や谷を熟知したcondorさんだからこそできる単独撮影行ですね。
何年か前のcondorさんの雄姿も見られて,楽しかったです。
私の知人にも渓流釣り専門がいて,相当な山奥まで入り込むようです。
本格的な登山と同様,冷静な判断が求められるそうですね。
[ 2012/02/05 20:52 ] [ 編集 ]

MJKさん、こんばんは!

MJKさんなら喰い付いてくれると思って用意した1枚でした(笑
これは解禁(3月1日)なのですが、儀式のように出掛けたことを覚えています^^
実際、釣り糸が氷ってしまったりで、釣になんかならないんですがね(笑

今年は雪が少なく寒かったので、素晴らしい景色を見ることができました。
この渓谷は私にとって唯一、四季を通して撮影できる渓谷です。
事故を起こしたら元も子もないので、気を引き締めて出向いています。

コメントし辛かったかも知れませんが、ありがとうございました^^
[ 2012/02/05 21:40 ] [ 編集 ]

condorさん、こんばんは~♪
私は山屋とはホントに程遠い存在ですけど、それでも山に入る時は基本単独なので安全には
かなり気を使っています。
私が云うのはおこがましいですが、condorさんのおっしゃること、いちいちうなずけます。
装備が無いので冬は特に山に入れません。(前にUPした早戸大滝は例外です)

⑦と⑧の写真、素晴らしいですね。特に⑧は落差を考えるとゾクゾクします。今回の行程も
すごく楽しそう。。 そして次回のUPがすっごい楽しみです。
最後の写真も「勇姿」って感じがいいですね♪
condorさんの山のセンスも以前にいろんな経験をされているからこそ、更に深いんだろうな
って思いました。
[ 2012/02/06 01:17 ] [ 編集 ]

ワイルドですね

おはようございます。
すごい冬景色ですね。
しかし、condorさんのパワー、行動力の凄さに感心します。
でも、気をつけてくださいね。
滝がダイナミックに凍結というんでしょうか、凍っているのをみても、その凄さがわかります。
素晴らしい冬景色を見せて頂いてありがとうございます。
[ 2012/02/06 08:06 ] [ 編集 ]

こんばんはw
篠沢大滝に行かれたんですね!
いつもながらパワフルな行動力に圧倒されます(汗
迫力ある大自然の氷瀑と銀世界を堪能させて頂きましたm(_ _)m
[ 2012/02/06 20:48 ] [ 編集 ]

よ~かんさん、こんばんは!

単独行は事故を起こすと非難の的なので、より一層 慎重に行動しないといけないですね。
これからも事故を起こしてしまえば終わり・・・的に、緊張感を持って臨みたいと思っています。
お互いに気をつけましょうね!

篠沢は危険な場所も少なく限定されるので、無雪期に歩けば傾向も分かるかと思います。
もちろん油断は禁物ですが、夏場は親子連れが滝壺で泳ぐ場所ですから。
台風15号の影響で渡渉後のルートが、大きく変わっていましたが、秋に来ていたので問題ありませんでした。

7、8枚目に嬉しいお言葉を、ありがとうございました!
7枚目はよ~かんさんが前にいった、まさに化けた氷瀑で大自然の凄さを実感しました。
8枚目は感動のご対面。あまりの美しさに言葉を失いました。

今回は呼び寄せるような形になってしまいましたが、コメントもいただき、とても嬉しく思っています^^
[ 2012/02/06 21:05 ] [ 編集 ]

tazuさん、こんばんは!

凄い景色でした!昨年は途中撤退でしたので、特に嬉しさが大きかったです。
この渓谷に関しては何回も歩いてますので、ある程度は融通が利きます。
でも、氷や雪がありますから、核心部では緊張感を持って臨みました。

お心遣い、ありがとうございます!気を付けます!

山の奥地で惜しげもなく美しい姿を披露する場面は言葉を失いました。
この場面のみ見たことがなかったので、とても満足できる行程となりました。
これこそがこの冬の1番の大物でしたので、思い残すことはありません^^
[ 2012/02/06 21:12 ] [ 編集 ]

ケニティーさん、こんばんは!

今回は雪や氷があるので、無雪期に比べるとパワフルかも知れないですね。
歩きなれた場所ではありましたが、核心部はさすがに緊張しました。

人目につかない場所で見れる、大自然の絶景は本当に素晴らしいです。
こうして見れたのは幸せなことだと思っています。

これがこの冬1番の目標でした。無事に達成できて満足です^^
[ 2012/02/06 21:20 ] [ 編集 ]

大変ご無沙汰をしてしまいました。
私は今年の冬の寒さにすっかりやられてしまいましたが
condorさん、さすがにこの寒さを利用して活躍されていますね。
7,8番の完全に結氷した篠沢大滝の様子に驚いています。
先爪のあるアイゼンまでつけて入り込んだcondorさんの若さに最敬礼です。
地蔵岳の懐にはこのような素晴らしい滝が沢山あるんでしょうね・・・・
[ 2012/02/07 16:43 ] [ 編集 ]

enosinさん、こんばんは!

お久しぶりです!体調も良くなったようで安心しました^^
寒さ厳しい時期ですが、不思議とこの手の場所では感じないのですよね^^;
enosinさんも経験しましたよね、好きなことをするときは、あまり寒さも感じないようです(笑

最後の急斜面が不安でしたので、念のため先爪を用意しましたが、おかげで不安はありませんでした。
7、8枚目の景色は本当に素晴らしいもので、その威圧感に圧倒されました。
願い時間を掛けて成長する氷は、大自然の芸術品ですね。

ドンドコ沢の他にも北沢とかありますが、さすがにその界隈は他の人の写真を見て楽しむばかりです^^;
[ 2012/02/07 19:51 ] [ 編集 ]

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